【緊急】事業再構築補助金について
補助額、最大6,000千万円の事業再構築補助金。
現時点の情報を、ポイントを絞ってお伝えしていきます。
1.4つのタイプ
事業再構築補助金は、要件や補助率の違いにより4つのタイプがあります。
1)中小企業(通常枠)
2)中小企業(卒業枠)
3)中堅企業(通常枠)
4)中堅企業(グローバルV字回復枠)
通常の中小企業は、1)中小企業(通常枠)で応募することになります。
補助額 100万円~6,000万円 補助率 2/3です。
2.要件
1)売上減少
売上減少の要件として、
・申請前の直近6か月間のうち、任意の3か月の合計売上高が、
・コロナ以前(2019年又は2020年1~3月)の同3か月の合計売上高と比較して
・10%以上減少
となっています。
この、「任意の3か月」は、連続している必要はありません。
また、この緊急事態宣言での飲食店の時短や、外出自粛要請により、
・令和3年1~3月のいずれかの月の売上高が、
・対前年または前々年の同月比で
・30%以上減少
している場合、審査で加点され、補助率も3/4にアップします。
2)認定経営革新等支援機関との事業計画策定
申請に当たり、認定支援機関と事業計画を策定する必要があります。
事業計画では、補助事業終了後3~5年で
・付加価値額、または、
・従業員一人当たり付加価値額
で年率平均3.0%の増加とする必要があります。
なお、弊事務所も、認定支援機関です (^^)v
さらに、補助金額が3,000万円を超える案件は金融機関(銀行、信金、ファンド等)も参加して策定する必要があります。
逆に、通常は、補助金額が、3000万円もいかない申請になると思います。
3.どんな計画をするのか
「事業再構築」、つまり、事業再構築指針に沿った新分野展開、業態転換、事業・業種転換等を行い、そのための設備投資に対する補助金です。
補助対象となる主要経費で見るとわかりやすく、
・建物費(建物の建築・改修に要する経費)
・建物撤去費
・設備費
・システム購入費
が、対象です。
4.具体例
より具体的な例として、次のような例が挙げられています。
・飲食スペースを縮小 ⇒ 新たにコーヒー豆や焼き菓子のテイクアウト販売を実施
・ガソリン販売 ⇒ 新規にフィットネスジムの運営を開始
・伝統工芸品製造 ⇒ 百貨店などでの売上が激減。ECサイト(オンライン上)での販売を開始
・ヨガ教室 ⇒ 室内での密を回避するため、新たにオンライン形式でのヨガ教室の運営
・画像処理サービス ⇒ 映像編集向けの画像処理技術を活用し、新たに医療向けの診断サービスを開始
5.スケジュール
公募開始は3月からで、今年複数回を予定しています。
初回は、準備が整わない事業者が多く、採択率が高めになりやすいので、狙い目です。
6.留意点
1)いつから事業をスタートできるか
購入契約の締結等は、原則として交付決定後です。
つまり、
・公募開始
・申請
・採択結果の通知
・交付申請
をした後の契約ではなければいけません。
よく、「すでに契約しちゃったのですが、、、」、と聞かれることがあります。
その場合、事前着手申請を提出し、承認された場合は、2月15日以降の設備の購入契約等も、補助対象となり得ます。
ただし、設備の購入等では入札・相見積が要件とされています。
また、不採択になった場合は、当然、すべて自己負担です。
2)GビズID
申請は全て電子申請となりますので、「GビズIDプライムアカウント」が必要です。
GビズIDプライムアカウントは、こちらのホームページで必要事項を記載し、必要書類を郵送して作成することができます。
ID取得に2~3週間はかかるため、今から取得してください!!
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